山のしづく
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旅のアルバム・北欧2007

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フィンランド・ヘルシンキ

中部国際空港
8月4日(土)11時発ヘルシンキ行きフィンランド航空AY080便に乗る。
(2007年8月4日撮影)
テンペリアウキオ教会
自然の岩をくり抜いて造られているが、天井からは自然の採光が考えられている。 小さなパイプオルガンと祭壇がしつらえられている他は教会という雰囲気はほとんど無く、異教徒も心を落ち着かせて深くものを考える場所として居心地のよさを感じた。
(2007年8月4日撮影)
シベリウス公園のモニュメント
自然の岩の台座の上にステンレス製パイプを2組の氷柱のように立てたオブジェがあり、その傍らにシベリウスの頭部と内臓らしき塊が置かれている。
(2007年8月4日撮影)
シベリウスの頭部
ステンレス製のオブジェ完成後ヘルシンキ市民から不評を買ったため、急遽シベリウスの頭部を傍らに置いたとのことである。 頭部の周囲にある不気味な物体は、私には内臓に見えた。
(2007年8月4日撮影)
ヘルシンキ大聖堂
元老院広場から階段で登る高台にあり、ギリシャ神殿風の正門と白亜のドームに緑の屋根が調和して、シンプルで爽やかな印象を受けた。
(2007年8月4日撮影)

スウェーデン・ストックホルム

市庁舎1階
市庁舎は赤レンガの壁にゴシック風の小窓が並んでいる宮殿のような建物で、1階がノーベル賞受賞祝賀晩餐会会場となる。
(2007年8月5日撮影)
市庁舎・黄金の間
1900万枚の金箔モザイクで作られた壁画があるこの部屋は、晴れやかなノーベル賞受賞パーティーの舞踏会用広間にふさわしい。
(2007年8月5日撮影)
フィアールガータンの見晴台からの風景
セーデルマルム島よりガムラスタン(旧市街)を望む。 右手手前の島がシェップスホルメン島。 後方左のビル群は、38年前の訪問時は最新の建築技術を駆使した総ガラス張りのオフィスビルとして観光名所になっていたが、今は街の景観を損なう目障りな存在となっている。
(2007年8月5日撮影)
フィアールガータンの見晴台からの風景
セーデルマルム島よりガムラスタン(旧市街)を望む。 クララ教会の尖塔が見える。
(2007年8月5日撮影)
ヴェステルロングガータン通りを歩く
13世紀から続いている繁華街。 石畳の歩道沿いには土産物屋が軒を連ねている。
(2007年8月5日撮影)
ストックホルム中央駅
ここから郊外電車に乗ってホテルのある駅に向う。 切符は駅で買うよりもキオスクで買う方が35パーセントも安い。
(2007年8月5日撮影)
ストックホルム郊外の駅
ストックホルム中央駅から郊外電車で24分、ホテルのある田舎の駅で降りた。 スウェーデンの鉄道車両にはカーテンは無い。 陽光を遮るなどもっての他、暇さえあれば日向ぼっこをする。
(2007年8月5日撮影)

ノルウェー・ベルゲン

ノルウェーの国花
ヒースに似ているが本当の名は『ギョリュウモドキ』と言うらしい。 海岸地帯から高山まで国中に生育して、夏に小さなピンクの花をつける。
(2007年8月6日撮影)
ベルゲンの魚市場
名物のサーモンや海老・鱈子の味見をする。 16世紀のハンザ商人たちがこの街に繁栄をもたらした鱈の干物も見られる。
(2007年8月6日撮影)
フロイエン山の展望台からの風景
ベルゲンの町が一望できるフロイエン山にケーブルカーで登った。 半島に囲まれた深い入り江には古い街並みがひしめき合って建っており、小型船は入り江の中に、大型船は半島の対岸にある突堤の先に停泊していた。 半島の沖合いには大きな島影が幾つも横たわっており、それを縫うように白い大型の客船が外洋に向っていた。
(2007年8月6日撮影)
ブリッゲン地区
長屋のような木造家屋が港に面して並んでいる。 幾度も火災にあったがその度に復元されて、現在はユネスコの世界文化遺産に登録されている。 オリジナルは13世紀から16世紀にかけて、ドイツのハンザ商人の家や事務所に使用されていた。
(2007年8月6日撮影)
ハンザ博物館
18世紀初頭に建てられた木造の商館を利用した博物館で、内部は16世紀当時のハンザ商人の生活ぶりを再現している。 この部屋は商いの帳簿を付ける部屋。
(2007年8月6日撮影)
ベルゲン市内
ベルゲン市内を走る2階建ての観光バス。
(2007年8月6日撮影)
ブリッゲン地区遠望
魚市場からブリッゲン地区を望む。
(2007年8月6日撮影)

ノルウェー・フィヨルドクルーズとベルゲンからオスロへの鉄道とバスの旅

トゥヴィンデの滝
ベルゲン鉄道とフィヨルドに沿ってE16号線をベルゲンからヴォスまで約70キロメートル、そこでベルゲン鉄道から分かれてバスは北上する。 ヴォスの北12キロメートルのところにトゥヴィンデの滝がある。 落差150メートルで、付近はキャンプ場になっている。
(2007年8月7日撮影)
スタールヘイム・ホテルからの眺望
バスはE16号線から分かれて山岳道路・スタールヘイム・スクレイヴァ道に入る。 13のヘアピンカーブを登った頂上にスタールヘイム・ホテルがある。 ホテルの展望台から、氷河によって削られたU字型の大地の裂け目を見る。
(2007年8月7日撮影)
ソグネ・フィヨルドの観光船
グドゥヴァンゲンからソグネ・フィヨルドの観光船に乗る。 ソグネ・フィヨルドと言ってもここはそれが枝分かれしたネーロイ・フィヨルドの末端である。
(2007年8月7日撮影)
グドゥヴァンゲンの観光船乗り場
船はグドゥヴァンゲンからフィヨルド観光に向う。 船上後方より船着場を望む。
(2007年8月7日撮影)
フィヨルドの岸辺の村と滝
フィヨルドを行き来するフェリーが唯一の交通手段という。
(2007年8月7日撮影)
フィヨルドの岩山
フィヨルドの両岸には岩山が迫り、滝が見える。
(2007年8月7日撮影)
フィヨルド観光船
フィヨルドは末端といえども幅は2・3百メートルはある。 観光船は300人ほど乗れる大型船だ。
(2007年8月7日撮影)
ネーロイ・フィヨルド
海とは思えない静かな水面を船は進む。
(2007年8月7日撮影)
ネーロイ・フィヨルド
昔はここを氷河が流れていた。
(2007年8月7日撮影)
フィヨルドに落ちる滝
滝の上には草原が広がっているのかもしれない。
(2007年8月7日撮影)
アウラン・フィヨルド
ソグネ・フィヨルドが2つに枝分かれしているところまで北上、ここからアウラン・フィヨルドに入リ南下する。 海なので水の流れは無いのに、川のように枝分かれしている光景は不思議である。
(2007年8月7日撮影)
滝に削られた岩山
晴天続きで水が枯れている滝が幾本も見える。
(2007年8月7日撮影)
アウラン・フィヨルド
アウラン・フィヨルドの末端の町フロムに着く。 ここからフロム鉄道に乗り換える。
(2007年8月7日撮影)
フロム鉄道
フロムからミュルダールまでの全長20.2キロメートル、海抜2メートルから866メートルまでの急勾配を約1時間かけてゆっくり登る。 車窓からはフロム川に沿ったフロム谷の渓谷・滝・絶壁・牧場が次々と迫ってくる。 反対側の席には地元の老夫婦が乗っており、帰りはこちら側に座るといいと勧めてくれた。 私たちはミュルダールからベルゲン線に乗り換えるのだが、フロムからミュルダールまで行きそこからフロムへ折り返す観光客も多いようだ。
(2007年8月7日撮影)
ショッスフォッセンの滝
途中のショッスフォッセン駅で、観光客が滝を見るために列車は一時停車する。 プラットフォームのすぐ前に落下するショッスフォッセンの滝を、水しぶきを浴びながらカメラに収める。
(2007年8月7日撮影)
ショッスフォッセン駅
列車の一部はトンネルの中だ。
(2007年8月7日撮影)
ショッスフォッセンの滝
水しぶきを浴びながら滝を見物する観光客。
(2007年8月7日撮影)
ミュルダール駅
フロム鉄道の終点・ミュルダールでベルゲン線に乗り換える。 駅には海抜866.8メートルの標識があった。 麓まで残雪が残る小高い山に四方を囲まれており、小型のリュックサックを背負ったハイキング帰りの人々で賑わっていた。
(2007年8月7日撮影)
ベルゲン鉄道
ミュルダールからヴォスまでの短い区間(42分間)を、ベルゲン鉄道のローカル快速列車に乗った。 車窓には森林限界を超えた残雪が点在する湿地帯が続いていた。
(2007年8月7日撮影)
リカブラカネス・ホテル
ヴォスでバスに乗り換え、ハダンゲル・フィヨルドの北端にあるウルヴィックのホテルに到着した。 フィヨルドに面した部屋からは、鏡のように静かな水辺と高原の湖畔を思わせる風景が見られた。
(2007年8月7日撮影)
ハダンゲル・フィヨルドの朝
朝霞の中に浮かび上がるフィヨルドの景観は、昼間の観光船からの眺めとは異なり神秘的であった。
(2007年8月8日撮影)
ハダンゲル・フィヨルドの朝
北欧の朝はゆっくりと明るくなっていく。
(2007年8月8日撮影)
ハダンゲル・フィヨルドの朝
霞と雲と光の移り変わりは、いつまで見ていても飽きない。
(2007年8月8日撮影)
フィヨルドのフェリー
内陸深くまで複雑に切り込んでいるフィヨルドに道路は至る所で寸断されているため、フェリーは重要な交通手段である。
(2007年8月8日撮影)
ヴェーリング滝
バスはハダンゲル・フィヨルドが東に分岐した岸辺に沿って走り、その東端を過ぎるとそこはもう海ではなく淡水の氷河湖・エイトフィヨルド湖だった。 そこから少し寄り道をしてヴェーリング滝を見に行った。 落差182メートルの滝だ。
(2007年8月8日撮影)
ヴェーリング滝の源流
氷河期に削り取られたと思われる断崖に向って一気に流れ落ちていた。
(2007年8月8日撮影)
苔に覆われた原野
バスはベルゲンからオスロへの道路の最高点である海抜1250メートルに到達した。 高度はさほど高くないにもかかわらず、一面苔に覆われた原野だった。 日本の中部地方の山と比較すると、森林限界は高度2000メートルほどの差があるように思われた。
(2007年8月8日撮影)
万年雪を岸辺に残した湖
バスの車窓からは、荒地に万年雪を岸辺に残した湖が見えた。
(2007年8月8日撮影)
クローデレン湖畔
オスロまで120キロメートルほどの地点にあるクローデレン湖畔のコーヒーショップで休憩。
(2007年8月8日撮影)
屋根に草を植えたコーヒーショップ
このように屋根に草を植えた家が他にも多く見られた。 暖かく屋根の傷み防止にも役立つそうだ。
(2007年8月8日撮影)

ノルウェー・オスロ

ヴィーゲラン公園(フログネル公園)
オスロ市民から親しまれているグスタフ・ヴィーゲランという彫刻家の作品が公園中を埋め尽くしていた。 作品の多くは胎児から老人に至るまで、男女の人間の彫刻である。
(2007年8月8日撮影)
国立美術館
ムンクの『叫び』の他に『橋の上の少女』・『マドンナ』・『ラファイェ通り』・『病気の子』など、初めて見る作品も鑑賞することができた。
(2007年8月8日撮影)
クラウン・オブ・スカンディナヴィア号
DFDSシーウェイズ(デンマーク船籍)が運航するオスロ・コペンハーゲン間の定期航路で、往復同時刻の夕刻17時発・翌朝9時30分着。 乗客定員は1940人で車は450台積める。
(2007年8月8日撮影)
船内サービスセンター
ノルウェー・デンマーク間を行き来する家族連れやビジネス客も多い。
(2007年8月8日撮影)

デンマーク・コペンハーゲン

ニューハウン
運河に沿ってカラーフルな木造家屋が並ぶ。 かつては長い航海を終えた船乗りたちが羽根を伸ばす居酒屋街だったところ。 ベルゲンのブリッゲン地区に外観が似ている。
(2007年8月9日撮影)
アメリエンボー宮殿とフレデリクス教会
交差する十字路の対角線上に建てられた4つの建物が宮殿で、その奥に見える大理石でできた緑色のドームがフレデリクス教会。
(2007年8月9日撮影)
宮殿と衛兵
衛兵が立っていなければ宮殿とは思えない質素な建物。
(2007年8月9日撮影)
フレデリクス5世の騎馬像
宮殿の4つの建物の中央にはフレデリクス5世の騎馬像がある。
(2007年8月9日撮影)
デンマーク皇室のヨット
人魚姫の像がある近くの入り江には、デンマーク皇室のヨットが停泊していた。 ご家族で時々船旅をされるとのこと、皇室の船だからといって大きくて豪華というわけではない。
(2007年8月9日撮影)
人魚姫の像
オスロからのフェリーが到着した桟橋から1キロメートルほど南の石ころだらけの海岸に、アンデルセンの人魚姫の像がある。 岸から2メートルほど離れた岩の上に、不安定で転がり落ちそうな石を乗せたその上に、正座したまま足を横に崩したときのように尾ひれを曲げ、ややうつむき加減に海を背にして座っている。
(2007年8月9日撮影)
日本の風呂桶
デンマーク工芸博物館に日本のコーナーがあり、昔の風呂桶が展示されていた。 子供の頃を思い出し、懐かしくてシャッターを切った。
(2007年8月9日撮影)
コペンハーゲン市庁舎
前回この場所に来たのは1991年7月であったから16年ぶりである。 日本であれば街の様子はすっかり変わってしまっているに違いないが、この街の佇まいや建物は昔のままであリ懐かしさを覚えた。 同じ店で同じブランドのチョコレートを土産に買った。 800年の歴史の中の16年は一瞬に過ぎないのかもしれない。
(2007年8月9日撮影)
ティヴォリ公園
ティヴォリ公園の正面。
(2007年8月9日撮影)
ホテルロビーの人魚姫のレプリカ
ホテル・スカンディック・コペンハーゲンのロビー。
(2007年8月9日撮影)



旅行記(北欧の旅・2007)
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